殺処分の現状

1974年の犬の殺処分数は実に120万頭。

これとは逆に猫の殺処分数はこの時点で10万頭足らずでしたが、
1980年頃からその数が増え始め、1990年ごろには40万頭近くまで増加しています。
悲惨な猫の殺処分に比べ、動物愛護の意識の変化から犬の殺処分は年々
減少傾向にありますがそれでも現在数十万頭にものぼる数は決して
少ないものではありません。


ーニュースZERO よりー

戦前戦後の犬の殺処分は実に残酷極まりないものだったといいます。
撲殺、薬殺、実験用の払い下げ…など。

1973年に動物への虐待を禁止する法律が制定され、動物への意識も
変わりつつあるとはいえ現在でも年間30〜60万頭近くの犬と猫が
殺処分の犠牲となっています。

平成15年の時点で犬の殺処分は約17万頭、
そのうちの約70%が成犬であり、残り30%は子犬です。


ーニュースZERO よりー

これに対し、猫の殺処分は約30万頭、そのうちの実に80%が子猫であります。
殺処分に送り込まれるペットの多くは、
飼い主に捨てられた正当な飼い犬や飼い猫ばかりです。

殺処分の最大の原因は飼い主にあります。

飼い主自らが保健所や管理センターへ犬や猫を追いやるのです。

旅行に行きたいから…
飽きたから…
新しいペットを飼うから…
ペットが病気になったから…

あまりにも軽薄で無責任な人間残酷物語。
これは、空前のペットブームである現代病ともいえます。

動物を捨てる人間は、そもそも自分の捨てようとしている動物が
どんな最期を迎えるかがわからないのでしょう。
おろかな飼い主にとって、管理センターは「ペット預かり所」「ペットホテル」
といった感覚でしかないのです。


ーニュースZERO よりー

殺される気配を察して、最後の抵抗を試みるワンちゃんです。

己の無知が殺処分に送り込んでいるという事実をまず自分の目で確かめ、
それでもどうしても捨てたいという残酷な行為が平気で出来るのならば
飼い主自らがその手で、自分の飼っていた小さな命をガス室へ送り込み
その手でガスのスイッチを押してみれば良いのです。
もしそんな残酷な行為を平気でできる人間がいるとしたら、この日本はやがて
巨大な地震のもとにその姿を海底の奥深くに消す事となるでしょう。

迫り来る冷たい壁に行き場を失い、なす術のない状況下にあっても、この子たちは

「人間が僕らを殺すわけがない・・・」

そう信じきっています。

まもなくやってくる現実にのみこまれたこの子たちはこの世にはいません。

まるでアウシュビッツのようです。

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